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年末のご挨拶 2024一年振り返り

[2024.12.30]

「みしま痛み&リハビリクリニック」の院長寺田です。昨日、今日と今年を締めくくるためゴルフに行って来ました🏌️‍♀️

いよいよ2024年も終わりが近づいてきました。今年も、クリニックをご利用いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。皆さまにとって、どんな一年だったでしょうか?私はあっと言う間に過ぎ去った一年でした。まだまだ様々な面で医師としても人としても未熟だと痛感させられる事もありましたし、私たち医療の現場も、多くの学びと挑戦が詰まった一年でした。

本日は、年末のご挨拶とともに、日本の医療制度、特に「皆保険制度」と「自由診療」について触れたいと思います。また、当院が提供する自由診療のバリエーションと、保険診療の抱える課題についても詳しくお話しいたします。

皆保険制度の素晴らしさと課題

素晴らしさ

日本の皆保険制度は、国民全員が公平に医療を受けられるように設計されています。この制度のおかげで、経済状況に関係なく、必要な診療や治療を低い自己負担で受けることができます。特に、高額療養費制度など、患者さまの経済的負担を抑える仕組みは、世界的にも評価されています。

課題

一方で、皆保険制度にはいくつかの課題が存在します。これらは、患者さまにも医療機関にも影響を与えており、今後の医療提供体制を考える上で重要なポイントとなります。

1. 診療報酬の制限

保険診療では、診療報酬が国によって細かく定められています。このため、医師が提供できる治療内容や時間に制限がかかる場合があります。特に、慢性の痛みやリハビリなど、長期的なケアが必要な分野では、患者さまのニーズに十分応えられないことがあります。

2. 最新技術や治療法への対応の遅れ

保険適用となる治療法は、長い審査プロセスを経る必要があります。そのため、新しい医療技術や治療法が広く利用可能になるまでに時間がかかることがあります。患者さまが最新の治療を求めても、保険診療では対応できない場合が多いのが現状です。

3. 医療費の増加と財政圧迫

高齢化社会の進展に伴い、医療費の増加が深刻な問題となっています。これにより、医療機関への診療報酬の引き下げや、患者さま自身への負担増加が進んでいます。このような背景から、患者さまが受けられる医療の質が低下するリスクもあります。

4. 標準化された治療の限界

保険診療は「標準化された治療」を基本としており、患者さま一人ひとりの個別の症状や生活スタイルに完全に合わせた治療を提供することが難しい場合があります。このような場合には、自由診療が有効な選択肢となります。

自由診療の可能性と当院の提供するバリエーション

当院では、保険診療の限界を補うために自由診療を積極的に導入しています。以下は、当院が提供する自由診療のバリエーションです。

1. 体外衝撃波療法

慢性的な痛みや腱障害に対して効果が期待される治療法です。高エネルギーの衝撃波を患部に照射することで、組織の修復や血流改善を促します。特に、肩や肘、膝などの関節周囲の痛みに対して、多くの患者さまにご利用いただいています。

2. ラジオ波治療

ラジオ波(高周波エネルギー)を利用して、筋肉や関節の深部を温め、血流を改善する治療法です。これにより、痛みの緩和や筋肉の柔軟性の向上が期待できます。特に、腰痛や首の痛みに効果があるため、日々の生活での不調に悩む方におすすめです。

3. 再生医療

自己の細胞や組織を利用して修復を促す再生医療も行っています。関節や筋肉の慢性的な痛みに対し、身体が持つ自然治癒力を活性化させる治療法です。手術を避けたい方や、薬に頼らずに改善を目指したい方に最適です。

4. 先進的リハビリプログラム

最新のリハビリ機器を使用し、個別にカスタマイズしたプログラムを提供しています。特にスポーツ障害や術後の回復をサポートするプログラムは、患者さまの高い評価を得ています。

5. 特別カウンセリング

痛みや不調の背景にある心理的要因を考慮し、心と体のバランスを整えるためのカウンセリングも行っています。痛みのセルフマネジメントスキルを習得することで、日常生活の質を向上させるお手伝いをいたします。

2025年に向けて

来年も、患者さま一人ひとりに寄り添い、皆保険制度を最大限活用した治療と自由診療の柔軟性を組み合わせた医療を提供してまいります。「みしま痛み&リハビリクリニック」では、患者さまが健康を取り戻し、より豊かな生活を送れるよう全力でサポートいたします。

2024年のご愛顧に感謝するとともに、2025年もどうぞよろしくお願い申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。

 

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