同窓会と週末の学びその2
みなさんこんにちは。今週は私の母校である暁星高校の同窓会でした。恩師の先生方や懐かしの同級生に会いとても充実した週末を過ごしました。私はちなみに小学生からのお受験組のエスカレーター式に高校まで上がった口です。同級生にはサッカー日本代表や芸能人などもいたりします。
東京・千代田区にある伝統校
暁星高校は、東京都千代田区にある男子校で、創立は1888年。フランスのカトリック修道会によって設立された歴史ある学校です。東京のど真ん中にありながら、落ち着いた雰囲気の中で学ぶことができます。
フランス語教育と国際性
暁星の特徴の一つは、やはり「フランス語教育」です。英語と並んでフランス語に触れられるのは、都内でも珍しい存在。語学を通して異文化を理解し、国際的な視野を養えるのは暁星ならではの魅力でしょう。
医学部進学に強い
私のように医師を志す人にとって、暁星は「医学部進学の名門」としても知られています。毎年、東京大学をはじめとした難関大学、さらには医学部に多くの合格者を出しています。
卒業生の中には医師、研究者、弁護士、経営者など、社会の第一線で活躍している方が多数おられます。
強固な卒業生ネットワーク
暁星の卒業生の絆は非常に強いです。いわゆる「暁星ネットワーク」とも言われ、社会に出てからも縦のつながりがしっかりしています。医師同士の交流や、異業種での協力関係にも広がっており、人生を通じて心強い仲間が得られるのは大きな財産だと思います。
暁星高校は、
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フランス語教育をはじめとした国際性
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医学部を含む高い進学実績
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強固な卒業生ネットワーク
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文武両道を大切にする校風
こうした要素を兼ね備えた伝統ある学校です。
さて、一方では
先日「E-1グランプリ2025」の予選に参加し、Group Bを無事に通過することができました。
E-1グランプリは、整形外科領域で超音波を自在に操る“使い手”が集まる大会です。私は「偏頭痛に対する側頭筋ハイドロリリース」を題材に発表しました。新規性、臨床性、斬新性、プレゼン力の4つから評価されて点数がつきます。さながらM1グランプリです。まあ、パクリですが^_^
そして同日、【第17回中之島運動器研究会】にも参加してきました。
今年のテーマはーー
- 「投球障害の“真髄”を極める」
- 「解剖から“本質”を極める」
- 「“臨床”から極める」
まさに“極める”づくし。
医療者にとって、スポーツ障害の治療を掘り下げるには「解剖・臨床・そして現場感覚」の三本柱が不可欠です。
投球障害肩の評価では「どのフェーズで痛いのか」「可動域はどうか」に加え、HERT test、relocation test、サード内旋といった臨床的検査が欠かせません。
これらを総合して初めて、“痛みの正体”が浮かび上がります。
◆ まとめ
E-1グランプリの舞台で得た刺激、そして中之島運動器研究会で学んだ「極める」という姿勢。
どちらも臨床に立つ自分にとって、大きな財産になりました。
医療は日々進化しますが、解剖を学び直し、臨床を磨き、現場での違和感に耳を澄ませること。
その積み重ねこそが、スポーツ障害治療の“真髄”を極める道だと改めて感じました。