膝痛 (変形性膝関節症)2024上半期(1月から6月まで) 疾患別ベスト5 (49)
皆さんおはようございます。
お盆休み真っ只中ではございますが、ブログを書かせていただきます。当院は今日は営業しておりますが、昨日ははらみちゃんのピアノのコンサートに家族で聴きに行きました。はらみちゃんはYouTubeなどで活躍しているピアニストです。ものすごい才能を持ち、耳コピなどを簡単にしながら、絶対音感を使用し、様々な曲を即興でバラードやポップスなどを弾いたりしてくれます。
そんなはらみちゃんのコンサートの中で、とても感銘を受けたエピソードトークがありました。ハラミちゃんはものすごい才能の持ち主ですが、音楽大学時代に一度クラシックを引くのをやめてしまった時期があるそうです。それはまわりの同級生や先輩などとてつもない才能には勝てないと思ったかららしいのです。そんなハラミちゃんが今回特別にクラシックの曲ベートーベンの月光を弾きました。
ピアノにはその人の気持ちが宿らないと本当の良さが伝わらないですが、ハラミちゃんの今までの乗り越えてきた挫折や苦悩も感じ取ることができる1曲でした。
ピアニストにとってクラシックというものがどれほどのものかと言うものを知ることができました。
はらみちゃんは、最後にこんなことも言っていました。どんな道でも自分の信じた道を貫くと。
どんな人にもいろいろな苦しみがあり、挫折があり、それを乗り越えて、また新しい形を作り、王道でなくても自分の道を行く。そんなハラミちゃんが僕の中ではとても刺さりました。
ずっと応援していきたいアーティストの1人です。
さて、では本題の当院に来られる患者さんベスト5といきましょう
帯状疱疹後神経痛、頸部肩こりと来て次は膝痛が3位にランクインしました。
当院に来られる方の膝痛は圧倒的に変形性膝関節症が多いですが、それ以外で来られる方もおります。
ただ、今回は変形性膝関節症についてだけお話ししたいと思います。
変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)は、膝の関節軟骨がすり減っていくことで生じる疾患です。この症状は高齢者に多く見られ、膝の痛みやこわばり、機能の低下を引き起こします。今回は、変形性膝関節症の原因や症状、治療法、予防策について詳しく解説します。
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が徐々にすり減っていくことにより、骨同士が直接擦れ合うようになる病気です。この擦れ合いにより、関節に炎症が起こり、痛みや腫れを引き起こします。関節の変形が進行することで、膝の可動域が制限され、日常生活に支障をきたすことがあります。
主な原因は加齢により、関節の軟骨が徐々に劣化し、すり減りやすくなることですが歩くときの歩行の仕方が最も大事な要素だと思います。
治療法
変形性膝関節症の治療は、症状の進行度合いに応じて異なりますが当院では保存療法として、インソール(装具)、ヒアルロン酸、そして理学療法の3本柱をしてダメならはPRPという再生治療を進めています。ただ、上の写真の方のように保存では難しい症例やPRPをしても効果がないだろうと思われるレベルの方はすぐに手術を進めさせていただき他院へ送らせていただいてます。
ただし何よりも
生活習慣の改善
体重管理や適切な運動を心がけることで、膝への負担を軽減したり、運動療法を指導し膝周りの筋肉を強化し、関節の安定性を向上させるためのリハビリや水泳や自転車こぎなどの低負荷運動を自ら行っていただくという自分自身の体のメンテナンスが最も大事なことだと思ってます。