パンピング(肩関節)
パンピングとは、肩関節の石灰沈着性腱板炎などに対し、エコーで部位を確認しながら針を刺入し、注射器を用いて薬液を出し入れする処置です。
これにより、石灰を減少させ、炎症の改善を図ることを目的としています。
期待できる作用
- 肩の動かしにくさの改善
- 肩の痛みの軽減
- 関節内の炎症反応の沈静化
※効果には個人差があります。
※症状や状態に応じて、他の治療を併用する場合もあります。
対象となる方
- 肩に石灰(カルシウム沈着)が認められ、痛みや可動域制限を生じている方
治療の流れ
- 医師がエコーで肩の状態を確認
- 肩関節内または周囲に薬液を注入しながらパンピングを実施
- 処置後は肩の動きを確認し、必要に応じてリハビリを提案(当日はリハビリを行いません)
副作用・リスク
- 一時的な痛み、筋肉痛、倦怠感
- ごくまれに皮下出血
- 一過性に炎症が強くなる場合がありますが、通常は数日で軽快します。
※痛みが強い場合は速やかにご連絡ください。
費用
自費診療:1回 9,000円(税込)
※保険適用外の自由診療となります。
