みしま痛み&リハビリクリニック

肩の痛みやしびれ

最近、肩が上がりにくい、車の後ろの座席に手を伸ばしたら痛みが走った、といったご経験はございませんか?

肩に痛みがある場合、様々な原因が考えられます。 肩は、関節・筋肉・腱・靭帯・神経などで複雑に構成されており、これらのどこかで問題が発生すると、痛みや動きにくさなどの症状が現れます。

痛みの原因と経過

肩の痛みは、時期によって状態が異なります。

急性期(痛みが強い時期)

肩のどこかしらに「炎症」が生じ、強い痛みが出ることが多いです。まずはこの炎症を抑えることが先決となります。

慢性期・拘縮(固まって動かない時期)

痛みにより肩を動かさなくなると、関節が硬くなり(拘縮)、いわゆる「凍結肩(とうけつかた)」という、肩が動かない状態になってしまうことがあります。

当院の治療方針

基本的にはリハビリテーションが治療の中心となります。

的確な診断と注射治療

超音波(エコー)ガイド下にて、肩のどこが原因となっているかを正確に見極め、必要に応じて「神経ブロック」や「ハイドロリリース」を行い、痛みを和らげます。

リハビリテーション

痛みが落ち着いてきた段階で、理学療法士によるリハビリを行い、肩の動きを改善していきます。

サイレントマニュピレーション

ガチガチに固まってしまった肩(凍結肩)に対しては、専門的な治療として「サイレントマニュピレーション」を行うことがあります。

関連リンク(治療法)

肩周辺の疾患

肩の痛みやしびれ に関するQ&A

  • 「五十肩」は放っておけば治りますか?

    自然に痛みが引くこともありますが、適切な治療をせずに放置すると、肩の関節が固まって動かなくなったり(拘縮)、痛みが数年単位で長引いたりすることがあります。早期に受診し、炎症を抑えてリハビリを行うことで、回復までの期間を大幅に短縮できる可能性があります。

  • 夜、肩が痛くて眠れません(夜間痛)。どうすればいいですか?

    夜間痛は、肩関節周囲炎や腱板損傷の急性期によく見られる症状です。炎症が強いため、我慢せずに受診してください。当院では、超音波ガイド下での注射(ステロイドやハイドロリリース)等で炎症を鎮め、睡眠を確保することを優先した治療を行います。

  • 肩を回すと「ゴリゴリ」音がして痛いのですが、何かの病気ですか?

    「インピンジメント症候群」や「腱板損傷」の可能性があります。骨と腱がぶつかり合ったり、炎症を起こした組織が擦れたりしている音かもしれません。放置すると腱が切れてしまうこともあるため、無理に鳴らさず、エコー検査で状態を確認することをお勧めします。

  • 「サイレントマニュピレーション」とは何ですか?

    ガチガチに固まって動かなくなった肩(凍結肩)に対し、首への麻酔をして痛みを無くした状態で、医師が手技によって固まった関節包を剥がし、肩の動きを劇的に改善させる治療法です。日帰りで実施可能です。 (→ 詳しくはこちら /treatments/silent-manipulation)

  • 【肩関節周囲炎(五十肩)】関節包の炎症や癒着で肩が動かなくなる肩関節周囲炎とは?

    肩関節を包む関節包や靱帯、腱などに炎症や癒着が起こり、肩が痛くて動かしにくくなる状態の総称です。一般的に「五十肩」と呼ばれます。

  • 【肩関節周囲炎(五十肩)】腕が上がらない、夜眠れないほどの痛みは五十肩の特徴?

    肩を動かすと痛い、腕が上がらない、背中に手が回らない、夜間痛(寝ていると痛い)が強い。特に、自分で動かしても、他人に動かしても同じように動かないのが特徴です。

  • 【肩関節周囲炎(五十肩)】五十肩の原因は加齢や血流低下、癒着によるものですか?

    明確な原因が分からないことが多く、加齢、血流低下、使わなくなることによる癒着、などが関与すると考えられています。

  • 【肩関節周囲炎(五十肩)】自然に治るのを待つと可動域制限が残る恐れがありますか?

    自然に改善することもありますが、強い痛みが長引く、可動域制限が残ることもあり、適切な治療で回復を早めることが重要です。

  • 【肩関節周囲炎(五十肩)】痛みの緩和と段階的なリハビリで行う五十肩の治療法とは?

    肩関節周囲炎の治療は、痛みの強い時期には炎症を抑える治療を行い、痛みが落ち着いてきたら少しずつ肩を動かすことが基本です。研究でも、痛みを我慢して無理に動かすより、適切な鎮痛と段階的なリハビリが回復を早めるとされています。症状に応じた治療が大切です。

  • 【肩関節周囲炎(五十肩)】注射やリハビリ、サイレントマニュピレーション等の治療法は?

    治療は時期により異なります。痛みが強い時期は炎症を抑える治療や注射で痛みを和らげ、痛みが落ち着いてきたらリハビリで動きを改善します。改善が乏しい場合には、麻酔下で関節の動きを回復させる「サイレントマニュピレーション」を行うこともあります。無理に我慢せず、段階的な治療が回復を早めます。

  • 【石灰化腱板炎】肩のインナーマッスルにカルシウムが沈着し激痛が出る石灰化腱板炎とは?

    肩の腱板(インナーマッスル)に石灰(カルシウム)が沈着し、強い炎症と痛みを引き起こす疾患です。

  • 【石灰化腱板炎】夜も眠れないほど急に肩が激しく痛むのは石灰化腱板炎の特徴?

    突然の激痛、肩を少し動かすだけで強く痛む、夜間に耐えられないほど痛む。
    「急に発症する激しい肩痛」が最大の特徴です。

  • 【石灰化腱板炎】徐々に痛くなる五十肩と急激に痛む石灰化腱板炎の違いは何ですか?

    肩関節周囲炎:徐々に痛くなり、動きが硬くなる。
    石灰化腱板炎:急激に激痛が出る。痛みの出方が大きく異なります。

  • 【石灰化腱板炎】炎症を抑える注射や処置で石灰化腱板炎の激痛は改善しますか?

    炎症を抑える治療、注射治療、石灰の状態に応じた処置。適切な治療で、比較的短期間に痛みが改善することが多い疾患です。

  • 【腱板断裂】肩のインナーマッスルが切れる腱板断裂は加齢も原因ですか?

    肩を安定させる腱板(インナーマッスル)が部分的または完全に切れてしまった状態です。加齢変化によるものも多く、必ずしもケガとは限りません。

  • 【腱板断裂】肩が上がらない、力が入らない、ゴリゴリ音は腱板断裂の症状?

    肩が上がらない、力が入らない、夜間痛、動かすとゴリゴリする。痛みより「力が入らない」ことが目立つ場合もあります。

  • 【腱板断裂】自分で腕が上がらないが他動で動くのは五十肩と違う腱板断裂?

    学術的には重要な鑑別点です。肩関節周囲炎→関節が硬く、他動でも動かない。腱板断裂→関節自体は柔らかく、他動では動くが自動で上がらない。

  • 【腱板断裂】腱板断裂は必ず手術が必要ですか?保存療法で改善しますか?

    すべての腱板断裂で手術が必要なわけではありません。保存療法で改善する例、生活に支障が大きい場合は手術検討。年齢・断裂の大きさ・症状で判断します。

  • 【胸郭出口症候群(TOS)】首から腕の神経や血管が鎖骨付近で圧迫される胸郭出口症候群とは?

    首から腕へ向かう神経や血管が、鎖骨周囲で圧迫されることで起こる症状の総称です。

  • 【胸郭出口症候群(TOS)】腕のしびれやだるさ、手が冷える症状は胸郭出口症候群の特徴?

    腕や手のしびれ、肩〜腕のだるさ、手が冷える、長時間腕を上げるとつらい。なで肩・猫背・デスクワークが多い方に多くみられます。

  • 【胸郭出口症候群(TOS)】腕を上げる姿勢で悪化するのはヘルニアや手根管症候群と違う?

    首を動かすと症状が変わる、腕を上げる姿勢で悪化する、といった特徴があり、姿勢や体の使い方との関連が強いのがTOSです。

  • 【胸郭出口症候群(TOS)】姿勢調整や血流へのアプローチ、ブロック治療などの治療法は?

    姿勢・肩甲帯の調整、神経・血流へのアプローチ、必要に応じてブロック治療。