股関節外来
股関節の痛みは、歩く・座るといった日常動作に直結するため、生活の質を大きく下げてしまいます。
当院の股関節外来では、「手術と言われたが、できるだけ自分の関節を残したい」「リハビリで痛みをコントロールしたい」という患者様に、超音波(エコー)ガイド下注射やレントゲン透視下での注射、専門的な運動療法を組み合わせた保存療法を提供し、生涯ご自身の足で歩ける身体づくりをサポートします。
このようなお悩みの方へ
- 靴下を履くのが辛い、足の爪が切りにくい
- あぐらがかけない、足が開かなくなってきた
- 歩き始めや、椅子から立ち上がる瞬間に鼠径部(足の付け根)が痛む
- 「変形性股関節症」と診断され手術を勧められているが、手術は避けたい
- スポーツ(サッカーやランニングなど)の後に股関節の前が痛む
当院の股関節外来の強み
多角的な視点による
診断単純X線画像では判明しにくい股関節痛に対し、提携医療機関でのMRIや3DCT検査の結果、および自院のエコーを用いて、関節唇損傷やインピンジメント症候群の診断・治療につなげます。
股関節の痛みは骨の変形だけでなく、関節唇損傷や周囲の筋肉、滑液包の炎症が原因に関わっていることも少なくありません。
当院ではレントゲンに加え、高画質エコーを活用することで、より詳細に痛みの原因を追究します。
保存療法への
こだわり関節内注射・神経ブロックによる除痛
痛みが強い状態ではリハビリもままなりません。当院では、関節内の炎症を抑え、関節包や周囲組織の滑走性を改善する関節内注射や、神経の興奮を抑える「神経ブロック」を積極的に行い、まずは辛い痛みを取り除くことを優先します。
リハビリ連携
股関節の負担を減らす身体の使い方を指導
痛みを取るだけでなく、痛みが再発しない身体を作ることがゴールです。股関節疾患の経験豊富な理学療法士が、股関節に負担をかけない歩き方や、お尻周りの筋力強化をマンツーマンで指導します。
担当医師紹介
詳細な経歴を見る医師諸橋 達
股関節の痛みは「歳のせい」や「手術しかない」と諦められがちです。しかし、適切な診断とリハビリを行えば、変形があっても痛みを緩和し、進行を遅らせることは十分に可能です。「旅行に行きたい」「孫と遊びたい」そんな目標を一緒に叶えましょう。まずは一度ご相談ください。
対象となる主な疾患
- 変形性股関節症
- 大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)
- 股関節唇損傷
- グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)
- 弾発股
- 発育性股関節形成不全(臼蓋形成不全)
独自の治療アプローチ
股関節腔内注射
X線透視やエコーを用いて関節腔内に注射を行い、関節内病変か否かの鑑別を行います。関節腔内の病変であれば注射がそのまま治療となります。
超音波ガイド下ハイドロリリース注射
エコーで神経や筋肉の状態を確認しながら、癒着している部分に生理食塩水や薬液を注射し、痛みの原因となっている「癒着」を剥がします。即効性が期待でき、動きの改善に繋がります。
股関節専門リハビリテーション
股関節への負担を減らすため、お尻のインナーマッスル(中殿筋など)の強化や、体幹トレーニングを行います。また、日常生活での立ち上がり方や歩き方の指導も徹底して行います。
物理療法(体外衝撃波など)
筋肉の緊張が強い場合や、慢性的な腱炎がある場合には、体外衝撃波(ショックマスター)を用いて組織の修復を促します。