特徴1
発作的な疼痛: 三叉神経痛は、突然の、非常に強い疼痛の発作に特徴があります。この疼痛は、秒から数分間続くことが多く、電撃のような痛みが感じられます。
特徴2
顔の特定の部位: 疼痛は通常、顔の特定の部位に限局し、三叉神経が支配する領域に現れます。これには眼、鼻、口、額などが含まれます。
特徴3
トリガー
疼痛を引き起こす特定のトリガーが存在し、触れたり、口を開けたり、食べ物を噛んだりする際に痛みが誘発されることがあります。
三叉神経痛
原因
三叉神経痛の主要な原因は三叉神経の圧迫や刺激ですが、具体的な原因は以下のように分かれます。
- 血管圧迫: 血管が三叉神経に圧迫をかけることがあり、疼痛を引き起こす可能性があります。
- 神経の変性: 三叉神経が変性することで、神経信号の異常伝達が起こり、疼痛が生じます。
- 腫瘍: まれに脳腫瘍が三叉神経に圧迫をかけ、痛みを引き起こすことがあります。
治療
三叉神経痛の治療には以下のオプションが含まれます。
- 薬物療法: 抗てんかん薬や抗うつ薬などの薬物が疼痛の緩和に使用されます。
- 神経ブロック: 疼痛を和らげるために神経ブロックが行われることがあります
院長からアドバイス
検査は、まず脳腫瘍などの危険性を否定するためにMRIを取ることをお勧めします。三叉神経に対して当院では神経ブロック、または薬(テグレトール)をご処方させていただきます。γナイフや手術のような侵襲の高い方法もご紹介させていただきますが、神経パルス療法なども行ってみると良いかもしれません。
三叉神経痛 に関するQ&A
顔に電気が走るような激痛?三叉神経痛の特徴とは?
顔の感覚をつかさどる「三叉神経」に異常が起こり、電気が走るような、鋭く激しい痛みが突然起こる病気です。
数秒〜数十秒の痛みが、繰り返し起こるのが特徴です。目の奥や歯が痛い?三叉神経痛の痛む場所は?
三叉神経は顔の感覚を3つの枝で支配しており、痛みの場所もそれに一致します。
- 目・おでこ周囲
- 頬・上あご・歯のあたり
- 下あご・口元
「歯が痛い」「目の奥が痛い」と感じて、歯科や眼科を受診される方も少なくありません。
洗顔や歯磨きで激痛?日常生活の軽い刺激が引き金?
ごく軽い刺激で誘発されるのが大きな特徴です。
- 顔を洗う
- 歯を磨く
- 食事・会話
- 風が当たる
- ひげ剃り・化粧
自分では止められない突然の激痛が起こります。
頭痛や肩こりと違う?一瞬の「ビリッ」とした痛みの正体?
はい、全く異なります。
緊張性頭痛:筋肉のこり
偏頭痛:血管や神経伝達物質
三叉神経痛:神経そのものの異常
「ズーンと痛い」ではなく、「ビリッ」「ズキッ」と刺すような痛みが特徴です。原因は血管の圧迫?MRI検査で調べる必要はある?
多くの場合、脳の中で三叉神経が血管に圧迫されていることが原因と考えられています。
その他、加齢変化やまれに腫瘍などが関与することもあります。そのため、必要に応じて画像検査を行います。命に関わる?食事や会話が怖くなる前に治療すべき?
命に関わる病気ではありませんが、
- 痛みへの恐怖
- 食事や会話がつらくなる
- 外出を避けるようになる
など、生活の質(QOL)を大きく下げることがあります。早めの診断と治療が重要です。
薬やブロック注射で治る?筋肉ではなく神経への治療法?
症状や原因に応じて段階的に行います。
- 神経痛に特化した内服治療
- 神経ブロック治療
- 原因評価(血管との関係など)
- 必要に応じて専門的治療の検討
「歯や筋肉の問題ではない」ことを見極めることが第一歩です。
歯科治療でも治らない歯の痛み?専門医に相談すべきサイン?
- 顔に電気が走るような痛みがある
- 歯科治療をしても改善しない
- 数秒の激痛が何度も起こる
- 洗顔や会話が怖くなっている
これらは三叉神経痛を疑う重要なサインです。