みしま痛み&リハビリクリニック

片頭痛

片頭痛(Migraine)は、激しい頭痛と共に起こる神経学的な症状を伴う一種の慢性頭痛症候群です。

  • 特徴1

    片頭痛は、激しい頭痛が特徴で、しばしば片側の頭部に局在します。一般的に、頭痛は一方の側に始まり、その後もう片方に広がることがありますが、片側に留まることもあります。

  • 特徴2

    通常、頭痛は患者によってさまざまな痛みの質や強度を持ちます。

症状

頭痛以外に、吐き気、嘔吐、光過敏症、音過敏症などの神経学的な症状が伴うことがあります。

原因

片頭痛の原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的要因、神経の過敏症、血管の変化、ホルモンの変化、環境要因などが影響を与えると考えられています。

治療と予防

  • ・片頭痛の治療は、発作時の痛みを和らげるために鎮痛剤やトリプタンなどの薬物が使用されます。
  • ・予防的な薬物療法もあり、発作の頻度や重症度を減少させることができます。
  • ・生活スタイルの変更(規則的な食事、十分な睡眠、ストレス管理)やトリガーの回避も片頭痛の予防に役立つことがあります。

管理

片頭痛の管理は個人によって異なります。症状が重い場合や治療が効果的でない場合、神経科医や頭痛専門医に相談することが重要です。

院長からのアドバイス

  • 片頭痛は片頭部の強い痛みを伴い、光・音に敏感になり、吐き気や嘔吐などの症状が現れます。原因は、片頭痛は突然血管が収縮した後に急激に拡張することによって、血管の周囲の神経が刺激されて痛みを引き起こします。また、CGRPというタンパク質が原因であるとされています。片頭痛の治療には、発作が起きた時のみ(前兆)使うトリプタン製剤と、発作が起きにくくするため予防薬、発作が起きてしまってからの薬に分かれます。初めはトリプタン製剤のみを使用し、それでも頻度が改善しない場合や症状が強い場合には、予防薬を考慮しますが最近は効果の高いCGRP関連予防薬などの新薬が相次いで発売されています。

片頭痛 に関するQ&A

  • 片側がズキズキ痛む?吐き気や光過敏を伴う片頭痛の特徴とは?

    頭の片側(両側のこともあります)がズキズキ拍動するように痛み、吐き気や光・音への過敏を伴うことが多い頭痛です。

  • 市販薬が効かない?発作の仕組みに合った治療が必要?

    偏頭痛では、一般的な鎮痛薬が十分効かないことも珍しくありません。発作の仕組みに合った治療が必要です。

  • 脳神経外科で専門治療?トリプタンやCGRP製剤の処方は可能?

    はい。
    脳神経外科・遠藤医師の外来では、

    • トリプタン製剤
    • CGRP関連抗体薬(例:エムガルディなど)
    • 予防治療薬
      といった偏頭痛に特化した治療の処方・管理が可能です。
  • 注射薬エムガルディとは?発作頻度や痛みを減らす予防薬?

    偏頭痛の原因物質の一つであるCGRPの働きを抑える注射薬で、

    • 発作の頻度を減らす
    • 痛みの強さを軽減する
      ことを目的とした予防治療薬です。
  • 月に何度も痛む?生活に支障がある場合の専門外来受診の目安は?
    • 月に何度も偏頭痛がある
    • 仕事や生活に支障が出ている
    • 内服薬だけでは十分な効果が得られない
      このような方は、専門外来での相談をおすすめします。