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ブログ.37 NCSA取得への道その3 心血管系

[2024.06.03]

今週末は新しい試みとしてレアジョブに参加してきました。

レアジョブ自体が友人の清水さんが始めた全く新しいリクルート方法の試みですが、イベント自体大盛況でとても楽しかったです.

面白い方々にまた巡り会えて今後の展開がまた一層楽しみになりました。

当院では、理学療法士、看護師を募集しております。共に勉強し合える仲間を探しております!

 

さて、今回はNSCA取得への道と言うことで引き続き勉強したことをブログに書いていこうと思います。できる限り一般の皆様にもわかりやすく書いてはいるつもりですが、やはりどうしても生理や解剖となると専門用語ばかりで難しくなりますよね。でもぜひご一緒に頑張っていきましょう!今日は体の循環についてのお勉強です。

 

循環

まずは心臓と血管系についての解剖を見てみましょう

心血管系(循環器系)は、血液を全身に循環させ、酸素や栄養素を供給する重要な役割を果たすシステムです。

心血管系の構造

  • 右心房と右心室:酸素を使い終わった血液が体から戻ってきて、心臓の右側に入ります。右心室は、この血液を肺に送り出し、酸素を補給します。
  • 左心房と左心室:肺で酸素を受け取った新鮮な血液が心臓の左側に戻り、左心室がこの血液を全身に送り出します。

血管は、血液を運ぶ管です。主に3つの種類があります。

  • 動脈:酸素をたっぷり含んだ血液を心臓から全身に運びます。大動脈が最も重要な動脈です。動脈はさらに細かく分岐して小動脈となります。
  • 静脈:酸素を使い終わった血液を心臓に戻します。主な静脈には上下大静脈があります。静脈は小静脈から集まった血液を心臓に運びます。
  • 毛細血管: 動脈と静脈をつなぐ微細な血管で、酸素や栄養素の供給と老廃物の除去を行います。

  

心臓は体のポンプそのものなんですね!体全体から静脈を辿り心臓に戻り、動脈からまた全身にポンプとして出されていくわけです。ややこしいのが、体から戻ってきた血液は酸素化が悪いので肺で酸素化してから心臓に戻りまた体全体に出されていきます。

 

つまり

心臓→体全体(酸素を配る)→心臓→肺(酸素をもらう)→心臓→体全体

と言う流れになります

 

 

酸素の運搬は、このように心臓から血管を通り体中の細胞に供給され、エネルギー代謝を支えています。

では、その酸素はどこで受け取るでしょうか?そうです、肺です。酸素は呼吸によって肺から体内に取り込まれます。吸い込んだ空気は鼻や口を通り、気管と気管支を経て肺に到達します。肺の中には肺胞という小さな空気嚢があり、ここで酸素と二酸化炭素のガス交換が行われます。肺胞の薄い壁を通して酸素は血液に拡散し、同時に二酸化炭素が血液から肺胞に移動して息を吐くときに排出されます。

そして血液中の酸素運搬の主要な担い手は赤血球です。赤血球内にはヘモグロビンというタンパク質があり、このヘモグロビンが酸素分子と結合する能力を持っています。ヘモグロビンは酸素が多い肺では酸素と結合し、酸素が少ない体の組織では酸素を放出します。これにより、酸素は効率的に全身に運ばれます。酸素を含んだ血液は動脈を通って全身の組織に運ばれます。組織細胞に拡散します。細胞内では、酸素はミトコンドリアに取り込まれ、エネルギーを生成するために利用されます。同時に、細胞で発生した二酸化炭素は血液に戻り、肺を経て体外に排出されます。

この酸素の運搬プロセスは、体の需要に応じて調節されます。脳の延髄が呼吸を調節し、血中の酸素と二酸化炭素の濃度を監視して呼吸速度と深さを調整します。また、心臓は血液を送り出す力を調整し、血管も必要な部分への血流を調節します。

酸素の運搬は、貧血や高地環境、呼吸器疾患などによって影響を受けます。貧血ではヘモグロビン量が減少し、酸素運搬能力が低下します。高地では酸素分圧が低いため血液中の酸素飽和度が低下しますが、体は赤血球を増やすことで適応します。呼吸器疾患では肺でのガス交換が障害されるため、血液への酸素供給が不足するわけですね。

 

では心臓はどの程度動いているのでしょうか?

 

心拍出量(しんぱくしゅつりょう、Cardiac Output)は、心臓が1分間に送り出す血液の量を指します。これは心機能の重要な指標であり、身体の酸素供給能力を評価するために用いられます。

心拍出量=心拍数×1回拍出量

  • 心拍数(HR):1分間に心臓が拍動する回数
  • 1回拍出量(SV):1回の心拍で心臓が送り出す血液の量

例えば、心拍数が70回/分、1回拍出量が70mlであれば、心拍出量は以下のようになります: 70回/分×70ml=4900ml/分

 

SV(Stroke Volume、1回拍出量)は、通常、左心室から大動脈へ送り出される血液量を指します。SVは、心臓のポンプ機能の評価に重要な指標であり、心拍出量(Cardiac Output)を計算するための主要な要素の一つです。

SVの計算方法

SVは通常以下の式で計算されます:

SV=

  • EDV(End-Diastolic Volume):拡張末期容積。心室が最大に拡張したときの血液の量。
  • ESV(End-Systolic Volume):収縮末期容積。心室が収縮した後の血液の残りの量。

 

ここまでくるとだいぶ難しくなってきましたね!!

 

つまり、心拍出量=心拍数×1回拍出量

         =心拍数×(拡張末期容積ー収縮末期容積)

ということですね!

 

次週は呼吸について勉強しましょう!

 

 

 

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