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ブログ.23 特殊治療 その13 SCS

[2024.02.26]

昨日は当院にて理学療法士、柔整士むけにセミナーを実施いたしました。医師の方の参加もあり大変盛り上がり楽しかったです^_^当院の理学療法士の皆さんは気合と根性に満ち溢れているのでこれからどんどん伸びること間違いありません。僕の彼らに対しての役割は理学療法のスキルなどは理学部長に任せるとして、最も大事なことは”彼らだけで様々なビジネス展開もできるような人間に育てること”だと思っています。

次回は4月14日を予定しておりますが、医療者向けにセミナーを行うその前に、一般の方向けの講演として三島市の方先着30名の方に限り、肩痛の説明会をしようと思っております。痛みで気になる方はご参加下さい。

 

さてさて、当院の特殊治療も残すところ後わずかになってまいりました。今回は私の持ちうる治療の中では最終兵器ともよべる脊髄刺激療法(Spinal Cord Stimulation:SCS)についてお話ししたいと思います。

注意

この方法は当院では行えません

 

(SCS)は、慢性疼痛を抱える方々にとって希望の光となることがあります。この治療法は、痛みを感じる際に脳へと伝わる信号を、電気的な刺激を通じて調整することで、痛みを軽減させることを目的としています。具体的には、小さな装置を使って脊髄の特定の部位に電気刺激を送り、痛みの信号を減少させたり、感じ方を変えたりします。

 

ペースメーカーのように体内に植え込みます

この治療法は特に、従来の治療法で十分な効果が得られなかった慢性的な痛みの症状に対して適用されることが多いです。

SCSは、神経の異常による痛みや血流障害による痛みなど、慢性難治性疼痛に効果があると言われています。

例えば

  1. 腰部脊柱管狭窄症
  2. 腰椎手術後症候群(FBSS)
  3. 末梢血流障害(ASO、バージャー病、レイノー病など)
  4. 複合性局所疼痛症候群(CRPS)
  5. 帯状疱疹後神経痛

など、様々な状況でSCSが役立つ可能性があります。

治療を始める前に、まずは「トライアル」と呼ばれる試験期間があります。この期間中、一時的な電極が脊髄に近い部位に挿入され、痛みへの効果を評価します。このトライアルが成功し、痛みが明らかに軽減されることが確認されれば、長期的な治療のための装置が体内に埋め込まれます。入院が必要ですがその間に効果判定を行います。

入院が必要なため、当院ではなく提携機関での施術となります

SCSの装置は主に、電極(痛みのある部位近くの脊髄に配置される)と、電気信号を生成し調節するためのジェネレーター(体内に埋め込まれる小型の装置)から成り立っています。治療が開始されると、患者は装置を通じて送られる微弱な電気刺激を自分で調節することができるようになり、日常生活における痛みの管理がより容易になります。

 

私はこれまで、大学病院や三島総合病院でこの施術を30例ほど行っておりますが、ある一定の効果を感じております。

ある一定という曖昧な表現をしたのには訳があります。どんな施術もそうですが効果ある人には抜群に効きますが、痛みが全くなくなるわけではありません。本当に症例を選別しなければ恩恵どころか異物が体内にあるだけで効果は乏しいというマイナス面でしかならない場合があるからです。なので三島総合病院でも5年間で本植え込みは10例ほどしか行っておらず、それでも効果が乏しい場合には植え込みしたのちにまた手術して取り除いた例もあります。

もう何をしてもダメだった方やどうにもならない方は、1度こちらを受けてみたいと思った方は、一度お声がけください。現在、三島総合病院にて手術室を使用できるか検討中です。

 

まずはトライアルとして試験期間もあるので試してみるのも良いでしょう。そして、次週は特殊治療としてはラスト 

装具外来をお伝えします。装具外来は毎週木曜日に診療をおこなっております。

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