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オーソモレキュラーを勉強しよう その5   甘いものがやめられないのは!

[2025.05.26]

おはようございます!今週末は子供らの運動会で土曜日に代診の先生に来ていただき参加してまいりました!うちには3兄弟がいて、それぞれ学年が違うのでほぼ全競技応援に出て声を張っていたら喉が枯れてしまいました^^一番上のお兄ちゃんはラストランでなんだか6年間、いや幼稚園から考えると9年間あっというまでした。(少し目頭が熱くなる)

時が経つのは早いですね。本当にあっという間に年をとってしまうのでしょうね

そこで、歳をとっても一生折れない骨を作るための

 

栄養整形外科医の大友先生の新刊がでましたのでご紹介いたします。

一生折れない骨をつくる

強骨みそ汁 

今週のおすすめ本に置いておきますね。

 

そのなかで、一つ抜粋して面白い単元があります。

それは

3章の「糖質」のとりすぎが骨を老化させていた

「甘いものがやめられない」「夕方になると無性に甘いものが食べたくなる」

そんな経験はありませんか?

もう白状します。私、実は甘いものが大好きです。お昼などは必ず食後に何か1つ、2つお菓子を食べてしまいます。甘いものがやめられないのは、なんででしょう?言い訳ではないですが

これは単なる「意志の弱さ」ではなく、体や脳の“栄養サイン”かもしれません。

実はそこも、栄養素が絡んでいるのです。

 

「甘いものがやめられないのは“脳”が原因? ~栄養不足が引き起こす“甘いもの欲”の正体~」

 

◆ 脳はブドウ糖が大好き

脳のエネルギー源は、ほぼブドウ糖だけ。

そのため、血糖値が下がると、脳は「早く糖をくれ!」と信号を出します。

この状態になると、甘いものへの欲求が爆発的に高まるのです。

◆ 低血糖が“甘いもの中毒”を招く?

特に、血糖値が乱高下しやすい食事(パン・白米・ジュース・お菓子中心)をしていると、

血糖値が急上昇→急降下を繰り返し、

体が「低血糖」状態に陥りやすくなります。

これが“甘いものループ”の正体。

◆ 栄養不足も関係している?

さらに、オーソモレキュラー的に見ると、

「甘いもの欲求の背景には、隠れた栄養不足が潜んでいる」ことが多いのです。

  • ビタミンB群不足
     → ブドウ糖をエネルギーに変える力が落ちる。疲れやすく、甘いものが欲しくなる。
  • マグネシウム不足
     → インスリン感受性が低下し、血糖値コントロールが不安定に。
  • たんぱく質不足
     → 血糖値を安定させるホルモン(グルカゴンなど)が不足し、低血糖になりやすい。

つまり、甘いものを欲しがるのは「エネルギーが足りない」のではなく、

エネルギーを使いこなす栄養素が不足している可能性が高いのです。

◆ オーソモレキュラー的“甘いもの対策”

オーソモレキュラーの考え方では、

まず体の素材(栄養状態)を整えることで、脳の欲求を穏やかにすることを重視します。

  • ビタミンB群をしっかり補う
  • マグネシウムを意識する
  • 良質なタンパク質をしっかり摂る
  • 朝食で血糖値が乱高下しにくい食事を心がける

こうしたアプローチが、「気づいたら甘いものを求めている」状態から抜け出す近道になります。

 

そしてここからが本題、高齢者に起きていること特に骨折した高齢者の方に起きていること

それはグリケーション

グリケーション(糖化)」は、
余分体内たんぱく質結びつき、“AGEs(終末糖化産物)”という老化物質作る現象です。

タンパクが“焦げつく”ようイメージで、
このAGEsたまると、組織く、もろく、劣化ています

コラーゲン、グリケーション関係】

 ① は「カルシウムだけ」できていない

多くは「骨=カルシウム」思いがちですが、
実際30〜40%は**たんぱく質(主にコラーゲン)**です。

コラーゲンが「鉄筋」、カルシウムが「コンクリート」よう構造で、
柔軟性強度両方っているです。

 ② コラーゲンの“質”悪いろくな

コラーゲンしっかり網目構造ってば、
転倒も“なる”よう衝撃吸収できます。

しかし、コラーゲン劣化・糖化(グリケーション)しまうと、
その網目構造くもろくなり、
やすい骨」ってしまます。

つまり、骨粗鬆症の“質”問題直結するです。

 ③ AGEs(終末糖化産物)たまる

AGEs血管だけなく、コラーゲン沈着ます。
これにより、弾力われ、
密度やすい“脆弱骨”ってしまます。

特に、糖尿病骨折リスク高いに、密度正常こと多いこのためです。


オーアプローチ:糖化対策】

  • ビタミンC
     → コラーゲン合成必須。抗酸作用AGEs蓄積抑制も。

  • たんぱく質
     → 良質コラーゲン原料。高齢特に不足注意。

  • マグネシウム・亜鉛・ビタミンD・K2
     → 代謝関わり、コラーゲンカルシウム両方支える。

  • GI血糖コントロール
     → AGEs発生ぎ、維持貢献。


まとめ】

  • は「コラーゲン+カルシウム」できおり、構造コラーゲン

  • コラーゲングリケーション劣化すると、骨折すくなる

  • 見た目密度だけではない「質」重要

  • オーでは、糖化抑制・栄養補給・たんぱく質強化ケア

ま、甘いものは甘いもので適度に摂りたいですけどね^_^

 

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