よくある質問
ペインクリニックについて
Q.ペインクリニックとは?
A.ペインクリニックとは慢性的な痛みや急性の痛みを専門に診断・治療する診療科です。痛みの原因を解明し、それに基づいて適切な治療を提供することで、患者様の生活の質の向上を目指します。特に一般的な治療では軽減しない痛みや、原因が特定しづらい痛みの治療に重点を置いています。
Q.ペインクリニックは医者ですか?
A.はい、国家資格を持った医師が対応します。
Q.ペインクリニックという科なのですか?
A.はい、ペインクリニックという科が存在しますが医師によりベースとなる科がまちまちです。
多くは麻酔科や整形外科ですが、中には総合内科や普通の内科の先生が標榜していることもあります。
Q.ペインクリニックはどんな疾患が多いですか?
A.整形疾患では特に慢性化しやすい肩、腰、膝が多いです。なかでも腰は非特異的腰痛症といってレントゲンやMRIに映らないものも中にはあるので腰の痛みを抱えていたらぜひお越しください。
Q.他にはどのような疾患が多いですか?
A.多くのペインクリニックは慢性難治性の疼痛。つまり、3か月以上治らない痛みを見ることが多いので慢性化してしまった帯状疱疹後神経痛や術後の後遺症、頭痛や三叉神経痛その他の神経性の痛みが多いです。また、手足の痺れ痛みなども多くみます。
Q.治療法はどのようにするのですか?
A.近年、超音波装置の発達により精進を積むことにより多くの神経、腱、筋肉などの運動器疾患を正確に特定できるようになってきました。従来の透視(X線)に加えて当院では超音波ガイド下での神経ブロックやハイドロリリースを行います。
Q.神経ブロックとは何ですか?
A.神経ブロックは末梢神経に局所麻酔薬や高周波熱凝固、パルス高周波を行うことにより一時的あるいは長期間にわたり神経機能を停止させ痛みを軽減することを目的とした治療法です。
Q.ハイドロリリースとはなんですか?
A.最近、提唱されてきている方法です。局所麻酔薬だけではなく液体(生理食塩水)により組織間を剥離することにより、筋肉同士の滑走性を促したり、発痛物質を洗い流したり、神経の絞扼を除去することにより痛みを取り除く方法です。
Q.どのくらいでよくなりますか?
A.もちろん抱えている疾患や人によりまちまちですが、効果のある方はその日に痛みが消えます。また、理学療法を併用することで鎮痛の効果増強や持続時間の延長の期待もできます。ただ、全く効果が無いという方も中にはいらっしゃいます。
Q.根本的な治療ではないですよね?
A.これも疾患の種類によりますが、運動器疾患ならば痛みがどこから来ているかが特定できればその隣接部位のトレーニングやストレッチを理学療法士とともに行うことで根本治療につながります。また、神経ブロックやハイドロリリース、各種の特殊治療をご用意させていただいております。
ただし、確実に手術が必要と思われる症例は整形外科の先生へご紹介させていただきます。
Q.ペインクリニックと整形外科では何が違いますか?
A.整形外科は骨や関節、筋肉などの運動器系の問題を対象とし、主に手術やリハビリで構造や機能の改善を目指します。一方、ペインクリニックは痛みそのものを主な対象とし、神経ブロックや薬物療法を中心に、痛みの緩和と生活の質向上を目的とした治療を行います。しかし、当院では整形とペイン両方の視点から治療を行っております。
整形外科について
Q.整形外科とはなんですか?
A.運動器官(骨、関節、筋肉、腱、靭帯、神経など)の疾患や障害を診断・治療する医学の分野です。運動器官は、身体を支えたり動かしたりするための重要な役割を果たしています。この分野では、外傷や加齢による変化、スポーツによるけが、リウマチなどの慢性疾患まで幅広い問題に対応します。患者様の生活の質の向上が重要視され、運動機能を維持・改善するための予防医療やリハビリテーションの需要も増加しています。
Q.整形外科はどんな時に行くの?
A.骨折や捻挫・打撲などのケガ、腰痛・膝痛・肩こりなどの関節や筋肉の痛み、手足のしびれや動かしにくさ、関節の腫れや動きの制限、慢性的な痛みなどの症状がある時に整形外科での診断と治療が必要です。
Q.整形外科でレントゲンは必ず取るの?
A.整形外科やペインクリニックでレントゲンを取るかどうかは症状によります。骨折や関節の異常、変形などが疑われる場合は、レントゲン撮影することが多いです。しかし、痛みや動きに問題があるだけでレントゲンが必要ない場合もあります。
Q.整形外科と接骨院の違いは何ですか?
A.患者様が受けることができる治療の範囲に違いがあります。また、所持している資格も違います。
Q.整形疾患はみれませんよね?
A.いいえ。診察することは可能です。院長も整形外科勤務も経験しているため診断でき、非常勤医師は整形外科医のため安心してご来院ください。
Q.手術は可能ですか?
A.当院では手術は行っておりません。医師による診断ののち必要に応じて、提携先の病院で手術していただく形となります。
当院について
Q.駐車場はありますか?
A.当院専用の駐車場はございませんが、目の前のシンコウパーキングへお停めいただきましたら駐車券をお渡しいたします。
Q.骨折や捻挫にも対応できますか?
A.複雑な骨折はすぐに他院へご紹介させていただきますが、軽度の骨折や捻挫には対応しております。
Q.直接来院しても診てくれますか?
A.基本的には完全予約制のため、初診の方も再診の方もご予約優先となります。ご予約なしで直接来院された場合には大変申し訳ございませんが、長くお待ちいただく事をご理解いただけると幸いです。
Q.LINE診察券とはなんですか?
A.当院ではLINEの中に診察券を表示する機能を使用し、診察券をいつでも取り出せるように工夫させていただいたおります。
LINEにご登録していただけると、ご予約やその状況などもLINEからチェックすることが可能です。
もちろんLINE以外にも当院の診察券で受診可能ですのでご安心ください。
Q.金額はどの程度ですか?
A.疾患により行う処置が異なるので、一概にはお伝えすることはできませんが一部の自由診療を除いて基本的には保険適応での診療とさせていただいております。
Q.クレジットカードは使えますか?
A.はい。ご利用可能です。対応カードはVISA・Master・JCB・AMEX・Discover・Dinersとなります。
リハビリについて
Q.どのくらいの間隔でやるの?
A.症状に合わせて週1~週2の間隔でリハビリしていきます。症状が緩和してきたら徐々に間隔を空けることもあります。
Q.2単位やってほしい。
A.原則1単位で対応させていただきます。手術後や症状により2単位は検討させていただくため担当理学療法士へご相談ください。
Q.マッサージとは違うの?何やるの?
A.手段としてマッサージも行いますが、知識を持った理学療法士が機能回復を目的に筋肉や神経等にアプローチします。また、症状に合わせてストレッチや筋力トレーニングも実施します。
Q.スーツ・スカートでも良い?
A.極力、伸縮性のあるズボンや動きやすい服装でお願いいたします。しかし、スーツやスカートでもリハビリは可能です。
Q.子ども医療費は使えるの?
A.使えます。0歳から高校3年生までの子供は受付に「こども医療費受給者証」の提示を毎回お願いいたします。
Q.デイサービスでの運動はしても良い?
A.はい。しかし担当理学療法士へ通っていることはお伝えください。また、デイケアの場合は当院でのリハビリはできかねますのでご理解ください。
Q.カーブスとかの習い事は行って良い?
A.症状によるため担当理学療法士または医師へご相談ください。
Q.現在、他の施設でリハビリを行っていますが、こちらでリハビリを受けたいです。どうすれば良いですか?
A.現在リハビリを実施している施設から紹介状をお持ちいただければ、当院でリハビリを受けることが可能です。また、痛めた部位が異なる場合もリハビリを受けることができる場合がありますので、一度スタッフでご相談ください。
自賠責保険・労災について
Q.自賠責保険は使えますか?
A.はい、使えます。自賠責保険での受診は、事前に必ず保険会社へご連絡ください。保険会社から当院に連絡があり次第、受診が可能となります。保険会社からの連絡がない場合、自賠責保険を利用しての診療は出来ません。
Q.労災は使えますか?
A.いいえ、使えません。当院では労災は受けつけておりません。労災指定病院への受診をご案内しております。
ヨガについて
Q.ヨガについて教えてください
A.ヨガは一般的なヨガとシニアヨガという座ってできるヨガの2種類をご用意しております。自由診療となりますので治療を体験する場合は受付スタッフまでお申し出ください。
Q.ヨガはいつ行っているのですか?
A.ヨガは下記の時間帯に行っております。
リラックスヨガ:第1.2.3金曜日13:20〜14:20
ベーシックヨガ:第4金曜日13:20〜14:20
シニアヨガ:火.木曜日①9:30〜10:30
②11:00〜12:00
装具外来について
Q.装具について教えてください
A.各運動器疾患に対して当院では、毎週木曜日に国家資格を持った義肢装具士が問診、歩行、動作の観察・評価、採型、製作、調査を責任もって行います。
Q.インソールとはなんですか
A.靴の中敷きのような形をしている装具です。
靴に入れて使います。
足や膝の痛みの原因となる様々な疾患に対して、
治療効果があります。
Q.インソールの適応疾患を教えてください
A.適応疾患
・変形性膝関節症(膝の痛み)
・扁平足
・外反母趾
・足底腱膜炎
・足や指の変形
・ 様 々 な ス ポ ー ツ 障 害など
インソールの効果としては
・足のアーチを支持する
・症状のある場所を安静に保つ
・痛む場所にかかる圧を減らす
・重心の位置を変化させる
・足のアライメントを調整する
といった効果が期待できます。
Q.金額はどの程度ですか?
A.医師の診断によりインソールを作る場合、代金は医療保険制度の適用対象となります。
特殊治療について
Q.特殊治療には何がありますか?
A.当院では痛みの治療として、あらゆる方面からアプローチができるように多くの特殊治療をご用意しております。中でも、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどに行う、硬膜外癒着剥離術は全国的に見ても多くの症例を行なっております。そのほかには、痛みの原因であるとされているもやもや血管を潰す動注療法、再生医療の1つであるPRP療法、リハビリやマインドフルネスとしての効果を期待できるVR療法などの他に、ヨガや装具も取り揃えております。詳しくは、特殊治療の項目をご参照ください。